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RPI(Reticulocyte Production Index)

RPI(Reticulocyte Production Index)

 

貧血の患者さんを受け持ったら、RPIを測定しましょう。
国家試験では、よく網赤血球数の絶対値を見ましょうと書いてありますが、
ハリソンなどの教科書では、それよりもさらに役立つ指標として、RPI(Reticulocyte Production Index)を推奨しています。

 

 

 

RPIってなにか
貧血時には未熟な赤血球(多染性大赤血球)が骨髄から放出されやすくなり、貧血の度合いが強いほどその動員数も増えてくるため、
その部分を差し引いた指標で求めるほうが正確なため、その補正をします。

 

 

 

 

貧血はまずは赤血球産生の障害部位によって分類します。
@骨髄での赤血球産生障害、A赤血球成熟障害、B赤血球寿命の短縮

 

 

 

網赤血球産生指数(Reticulocyte Production Index;RPI)は、以下のように求められます。

 

RPI=Ret(%)×Ht/45(♀40)×1/MF

 

Ht:ヘマトクリット
MF:成熟時間による補正

 

成熟時間による補正”のところには、患者Htにより、 以下の値を代入します。
Ht 36-45 : 1.0, Ht 26-35 : 1.5 ,
Ht 16-25 : 2.0 Ht -15 : 2.5

 

 

RPI>3 造血亢進あり
2<RPI<3 骨髄での反応あり
RPI<2 造血能に問題 または 反応時間が不十分 

 

 

 

RPI(Reticulocyte Production Index)を計算しましょう。

RPI(Reticulocyte Production Index)を計算しましょう。