研修医のための勉強スケジュール表(1年目)

研修医のための勉強スケジュール表(1年目)

 

<<研修医になってから、一気に成長できるのは何故か>>
研修医になってから、臨床能力が一気に向上するのは何故か。
考えてみました。

 

やっぱり、体験して実感できるから、に尽きると思います。

 

研修医になったばかりの後輩に、先日尋ねられました。
『なんとなく時間があったので、先週末の休みで輸液の勉強をしてみたんですが、なかなか頭に入りません。どうしてでしょう? 何かいい勉強法ってありますか?』 と。
今、この先生は救急をローテして、来月から内科を回るので輸液の勉強をしている、とのことでした。すごく良いモチベーションです。

 

ただ、この輸液の勉強が頭に入らないのはある意味自然なことだと思います。

 


[経験した内容を深く勉強したり、疑問に思ったことを解決する勉強]
[なんとなくする座学]

 

この2つでは、密度に差がでるのは当然のことなんです。
同じ時間で、より沢山のことを学ぶには

  • 適切な時期に、最適な勉強をする
  • 学ぶ時に、体験しているようなイメージを持つ
  • より密度の高い勉強方法で学ぶ
  • いざ必要な時に、勉強環境が整っている

ことが大事です。

 

 

2年間の短い期間、特に密度をあげるために、主体的な学習の必要性を再認識しました。だけど、冒頭の研修医の子のように、予習やもともと知識として知っておくのは、とってもとっても重要なことです。だって、検討もつかない分野のことは、教えてもらうだけでは習得できないですよね。

 

 

見えていないもの、認識できないものは分からない。だから先に知っておく、予習しておく必要がある。しかしその勉強も、主体的かつ実体験的でなければいけない

 

 

この2つの矛盾した考え方を解決している一つの例は、ACLSです。、ACLSってご存知ですか?

 

私は、学生時代ACLSインストラクターをしていました。
一日の短い期間で、たくさん成長する受講生の皆さんを見るのが好きでした。
その後、臨床にでて、実際に動けるようになっているのを見ました。

 

そこで思ったことは、限られた時間でたくさんのことを学べるのは、
【動いている、考えている自分をイメージトレーニングしているから】
イメージトレーニング・シュミレーションをすることが、実体験にもっとも近い形で習得できる一つの大事な方法なんだな、と感じ、それは今でも同様にそう思っています。

 

だから、勉強するときは、かならず、診療している自分、その問題に立ち向っている自分を必ずイメージして、次にみたらこうしよう、次に診察したときはこんなことを聞こう。そうやってイメージトレーニングをしてほしいです。

 

 

 

 

 

研修医1年目(4月〜7月)