研修医の勉強に便利なサイト
研修医になって、用意しておいた方が良い便利なサイトを紹介します。
・・・と、その前に、
研修医になって、是非行ってほしい勉強方法を先に一つ紹介します。
(それをするために便利なサイト、ということなので)
それは、勉強したことの「自分ノート」を作ることです。
「勉強したことのメモはしていくよ?」と思うかもしれませんが、
自分ノートといっても、紙のノートを使うわけではありません。
紙のノートでも良いですがそれ以外に(もしくは紙と並行して)、
パソコン上/tablet端末(スマホとかiPad等)で、
すぐに見れるようなノートを作っていく。ということです。
例えば、研修医.comでは、パワーポイントなどをダウンロードできるようにしていますが、そういうものをこれから先にあなたが作っていくことで
いつでも、確認・復習しながら研修できる環境を作ることができます。
これから医師になって、色々なことを知っていきます。
もしかすると、「何でも知っている人」を理想に思うかもしれません
もちろん目指して良いと思いますが、
実際にすべてを記憶するのは容易ではなく、
むしろ
「何がどこに書いてあるか知っている」ということの方が
実践的で重要です。
なので、自分ノートを作って、どこに書いてあるかというのを
すぐに探せるようにしておくことが、実臨床では役に立ちます。
例えば、想像してみてください。
研修に入って、
「明日、点滴ルートや採血の練習をする」となるとします。
そうすると
・点滴ラインの取り方を知っているか
・その点滴ルートの周囲に走っている神経の位置を把握しているか
というような項目を、チェックしたくなると思いませんか?
そういう
調べたい状況になったときにすぐに調べられるよう、準備をしましょう。
これは、点滴ルートに限った話ではありません。
もう一つ例を出すと、
たとえばこれからNGチューブを入れる、となった時
NGチューブ(経鼻経管栄養などに使うチューブ)の
挿入後の確認方法を一度見て実践した方が、身に付きますよね?
そういった、
これからすぐに使っていくことになるようなことの予習をしつつ、お気に入りに入れて見れるようにしておく、という
そういう準備をしておきましょう。
そのために役立つサイトとして本日紹介するサイトは、
日経メディカルオンラインの、臨床研修プラクティスというページです。
こういう感じで、2ページくらいでコンパクトにまとまっています。
こういうサイトをお気に入りに入れておく。
または、パワーポイントなどにまとめたりしておく。
そうすることで、勉強の効率はとても上がります。
ちなみに、この臨床手技などの注意点への入り方は、
下記の左下にある、臨床研修プラクティス、というところから入れます。
特に点滴ルートの神経走行の絵は非常に便利なので、
すぐに見れるようにしたり写メをして保存しておきましょう。
読めるようにする準備
まず、日経メディカルオンラインに登録します。
(登録や利用はすべて無料です)
医学系のサービスは、結構無料で利用できるものが多いです。ちゃんと便利で利用できるものは利用してしまいましょう。
日経メディカルオンラインに入ると、下記のようなページが出ます。
臨床研修プラクティスは、
日経メディカルオンラインにある、cadetto.jpという場所から入ることができます。
そうすると、左下に、臨床研修プラクティスの場所があるので、そこに入ります。
そうすると、
・尿道バルーンの注意点
・NG-チューブの注意点
・中心静脈カテーテルの注意点
などの、臨床ですぐに使う手技の注意点や
臨床に便利な表などを見れるようになりますので、
それを、自分ノートにまとめたり、すぐに見れるようにしてみましょう。
(日経メディカルオンライン利用には、会員登録が必要です。
ですが、入会費や年会費は一切かかりませんので、安心して利用してください。)