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意識障害へのアプローチ

 

 

意識障害にて来院された患者さんへのアプローチ方法です。
上のスライドをクリックすると、スライドが始まります。

 

 

ここに少し解説を加えます。

 

Alcohol
アルコールの飲酒の病歴が最も重要です。
注意点としては、アルコールだけが原因で意識障害となっただけであるのか。という点です。

 

例えば、酩酊状態で頭部外傷が隠れていることがないか(外傷の25%が、アルコール飲酒中に起こるという報告もあります。)

 

浸透圧ギャップを計算することも、役に立つ場合があります。
実測の浸透圧と、2Na+Dx/18+BUN/2.8との差で、その差を浸透圧ギャップ(Osmolarity gap)と呼びます。
これが大きい場合、アルコールのような浸透圧物質がある。ということが推定されます。
http://kekimura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-13に、浸透圧ギャップについて書いてあります。

 

 

 

Insulin (低/高血糖)
低血糖を測りましょう。これはすぐにでも。
そして、低血糖発作であるとわかったら、ブドウ糖を投与します。

 

その後、原因精査をします。
例えば飲み違いや食事が取れず。という点があればよいですが

 

そうでない場合、敗血症やアルコール多飲の有無などがないか効きましょう。
これらは、原因不明の低血糖発作で鑑別に入れるべき病態です。

 

Uremia (尿毒症)
採血をしてみましょう。

 

Encephalopathy(脳炎), Endocrinopathy (adrenal, thyroid) Electrolytes (hypo, hyper Na, K, Ca, Mg)
CaやMgなどの項目は漏れることが多いので、特に注意しましょう。

意識障害へのアプローチ方法