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塩(NaCl)1gは何mEq?カリウム1gは何mEq?

最低限の知識〜基本的な公式・ルール〜

 

 

輸液には、とても簡単ですが計算を必要とする場面があります。
数学を勉強する時には、掛け算や基本的な公式が出来ないと、数学は厳しいです。

 

 

同様に、簡単なルールが存在します。覚えて。
受験の数学に比べたら、超簡単です。

 

NaCl 1g=17mEq   1000/(23 35.5)
KCl 1g=13mEq   1000/(39 35.5) 
K 1g=25.6mEq   1000/39
となります。      
良く分からなければ、1000÷分子量で考えます。(http://ours.be/sci/mw.php )

 

 

mEqって何?

mEqという言葉は、急に聞く言葉なのでよく分からないまま使っていることもあるでしょう。
mEqとは、ミリイクイバレントと読みます。
ミリは、1000mg=1gで使うのと同じ、ミリです。

 

Eq(イクイバレント)は、摂取して体の中に入った後に
溶けている溶液中に、電荷を持ったつぶがいくつあるかと考える指標です。
つぶの数が浸透圧を決めますので、1gの中にどれだけのつぶの数があるのかを
しることが大事で、そのための指標がEq(イクイバレント)となります。

 

 

つぶの数が同じであれば、同じ浸透圧になります。
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このように、つぶが大きくても小さくても関係ありません。
数の割合が多いほうが、浸透圧は高くなります。

 

 

つぶの数の割合がどれくらいか、という視点で考えるのが電解質では重要になります。
なので、NaやKやClは、mEq/L (つぶが1Lあたりどれくらいあるか)と考えます。

 

 

こういう例えで考えてみて下さい。
卵を1000g買ってきてーと言われたとします。
どうですか?なんとなくピンとこないですよね?

 

 

では、卵1個が50gだから、1000g買ってきてと言われたら
20個くらいか〜と推測がつきます。

 

 

mEqも同じで
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分子量を足したのが、mEqなので
NaCl58.5mgでナトリウム1mEqだから。1g=1000mgで、17mEqか
と考えるのです。

 

実際に投与するときは、卵1個と考える方がやりやすいのと同様に
ナトリウム何mEq入れるかな、と考えます。

 

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