アナフィラキシーの死亡数と年間発症数
日本では、アナフィラキシーにより死亡した患者さんが
40〜70人報告されています。
西暦(年 2006 2007 2008 2009 2010 2011
年間死亡者数(人) 66 66 48 51 51 71
ハチ関係 20 19 15 13 20 16
食物 5 5 4 4 4 5
薬物 34 29 19 26 21 32
血清 1 1 0 1 0 0
詳細不明 6 12 10 7 6 18
死亡には至らず、アナフィラキシーの症状が出現し治癒した人は、年間5000〜7000人と報告されています
(H19年度の厚生労働科学特別事業 総括研究報告書より)
そのため、リスクのある患者さんは非常に多く、
また発症から心肺停止までの期間も、
薬剤で平均5分
毒蜂で15分
食物で30分
と、非常に短い期間で心肺停止となる例があり
発症から悪化までが早く短いほど重症であるとの報告もあります。
死亡数もあり、発症数も多い病気であるため、必要な方へのエピペンRの普及が必要だな、と感じます。
